【家守日記】ADDressの家守になりました〜青色の町とご近所挨拶〜

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やってきた町は青色

茨城県 大洗町。

漁港の町で、新鮮な地魚が市場に並びます。

また水産加工の町でもあり、町を歩くとたくさんの加工屋さんがあります。

また大洗の港にはフェリーターミナルがあり、サンフラワー号というフェリーが大洗〜苫小牧を往来しています。

毎日、19時30分にボオーーという汽笛が町に響いて、苫小牧へ出港を知らせ。

大洗には、サンビーチという人口の広い砂浜があって、波打ち際まで行くのがちょっと大変に感じるくらい広いです。

砂浜以外には何もないですが、たくさんの人たちが散歩したり、海を眺めにやってきます。

サンビーチ

時期によっては潮干狩りでハマグリをとれます。

サーフスポットでもあって、海にサーファーの方達がぷかぷか浮いているのが見えます。

そんな大洗の町に僕は引っ越してきました。

「大洗に住みたいから」ではなく、たまたま縁があってやってきた感じ。

なので、到着するまでどんな町なのか全く知りませんでした。

ぼくの街の第一印象は「気持ちいい町」でした。

駅は新しくきれいで、「カジキとカジキ漁をするおじさん」という躍動感あふれる謎のオブジェがあります。

引っ越しの日は、空が広くて真っ青に晴れた日だったので、海のイメージと相まって、ぼくの中で町のカラーは深い青色になりました。

「ADDressの家」というちょっと変わった家

ぼくが大洗に引っ越してきたのは、ADDressの家守になるため。

ADDressのサービスをすごく簡単に説明すると「月額4.4万円で全国にあるADDressの家を利用できる」というサービスです。

そして、家には家守という存在がいたりします。

家守はその家の管理をしたり、ADDress会員さんを迎え入れたりする方です。

ぼくはそんな家守の1人として、大洗にやって来ました。

ADDressの家には全国各地からたくさんの人が来ます(実際に北海道からや宮崎からも来ました)。

毎日たくさんの人が入れ替わり立ち替わりする家に、ぼくは住むのです。

まず初めて家を見て、その広さにすごく驚きました。

駐車場なんて、10台くらい停められるくらいに広いです。

玄関を入ると今度はエレベータがあることに驚きました。

ぼくは果たしてエレベータに触っていいのか、そもそも機能するのか分からなかったので長らく放置しました(到着早々、閉じ込められでもしたらシャレになりません)

昔住んでいた方が足が悪かったのでしょう、家は全体的にバリアフリーになっていました。

(後々聞くところによると、以前はお医者さんの家だったとのこと。この立派さなのも納得です)

中も立派で、リビングには大きな窓が南と西についていて、陽がいつでも入るようになっています。

そんな家に住んで良いのだろうか、何かよくないことが起こるのではないかと、変な疑いと謎の罪悪感を感じたほどです。

そんな気持ちもあり、家をいつもピカピカにして、大切に使おうと決心を固めたことを覚えています。

手土産を持って、ご近所へのあいさつ

初めて町に引っ越してきたので、ご近所さんに挨拶回りをしました。

これからお世話になる町の方です。

どんな人が引っ越してきたのだろうかとみんな気になっているはずです。

ぼくは手土産に故郷のお菓子と食器用洗剤というセットに決めました。

ただ、引っ越してきた家はたくさんの人が出入りする家です。

ちゃんと伝えとかないと怪しまれたり不安がられたり、トラブルの原因になるかもしれません。

かと言って、口下手なのでうまく説明できる自信もありません。

どうするものかと思っていて、他の家守さんにどんな風に挨拶回りしたかを聞いてみると、ある方から「チラシを作ったよ」というアドバイスをもらったので、それだ!と思い、さっそくADDressのサービスとどんな方達が来るのかを説明したチラシも織り込みました。

手土産とメッセージカード

準備万端と見渡して視界に範囲に家々に、1週間ほどかけて挨拶回りをしました。

インターホンを鳴らした時には「ん?なんだ?セールスか?」みたいな、ちょっと警戒された感じだったのですが、引っ越してきましたと伝えるとすごく親身に対応してもらえました。

最初が肝心で、挨拶は「もう今更。。。」みたいになる前にやっておくのが吉です。

おかげで今でもご近所さんとは会えばお話ししますし、時々野菜をもらったり、逆に僕の焙煎した珈琲豆をお裾分けしたりして、楽しんでいます(別記事に書きますが、趣味で珈琲豆を焙煎しています)。

引っ越しの挨拶まわりはとても大事

挨拶回りはとても大事です。特に田舎においては。

ADDressとしてこの家を改装していたときにもいろんな人が出入りしてたようで、周りの方も「この大きな家にはどんな人が住むんだろう」と気になっていたようです。

「あ、神奈川ナンバーの車だ。あの人かな」とか「と思ったら別の車がやってきた。あの人かも」とか「と思ってたら誰もいなくなった」とか。

けど、気になるのは当たり前でして、マンションとかでもお隣さんが引っ越してきたら、「あ、空いてた部屋から物音がするぞ。誰か引っ越してきたのかな。どんな人だろう。」とか気になりますよね。

なので、隣の人を安心させるために顔を合わせて、挨拶するのはとても大事なことだと思います。

顔見知りになっておくと、わからないことがあれば気兼ねなく聞けますし、町の詳しい情報を教えてもらえます。

それにぼくは人と話すのが好きなので、ご近所さんといろんな会話できた方が楽しいです。

挨拶回りのおかげで、元お医者さんの家で、その方がすごく町の人たちから信頼されていたという話をしてもらえました。

そんな話を聞いて、これから暮らす家やこの大洗での暮らしが彩られていく感じがします。

この町の暮らしを楽しみたいと思います。

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